家庭内別居妻の子育て大発見

家庭内別居ワンオペ育児中です。→別居しました。元ニート→専業主婦→在宅正社員。問題多め。ワーママの働き方、社会復帰、子育て、家庭問題について書いていきます。

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アスペルガーかもしれない夫と別居してみた

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家庭内別居から仮面夫婦となり、現在別居中です。

 

別居に至った経緯

別居に至った時は、私の場合は『離婚しよう!』と決意して準備してから出たというよりは、

夫に責められるのに身体的に耐えられなくなり、

『出て行け!』と言われた勢いで、

実家に助けてもらって『兎に角避難』というつもり出て行きました。

 

別居前は、不正出血、円形脱毛症、動悸、腹痛、吐き気、咳など、体調が悪く、スッキリ健康的な状態というのがほとんどないような日が続き、身体的にも精神的にも結構しんどかったです。

 

しかし、まだ我慢できるんじゃないか、

これくらいで根をあげていたら誰とも暮らせない!

という昭和魂みたいなもんですかねー。意地で過ごしていたみたいなところはあります。

 

あと私の周囲にはもっと激し目な夫婦もいたので、

(夫が壁を殴って穴を開けた、テーブルをひっくり返してガラスが割れた、そして片付けない、など。)

うちの夫はいい人なのかも、私のわがままかも。。と思う気持ちもありました。

 

しかし夫婦喧嘩?を見て嘔吐している子供の姿や、

子供の肩に手を置いて

『ママはパパが嫌いなんだって。』

『性格が悪い女だ。』

と言っているのを見て、

その状況は耐えられなく、

あえなく別居になりました。

 

ちなみに夫から

『出て行け!離婚だ!』

と言われていたわけですが、

 

私が『出て行けと言うならば出て行きます。』

と言って子供を連れて出て行こうとしたところ、

 

『こんなことどこの夫婦でもあることだし、漫画でよくある夫婦喧嘩だ!

本当に出て行くなんて勝手だし、短絡的な奴だ!』 

と怒られました。

 

私は『とにかく病院に行って心身を落ち着けたいです。

もう子供の前で喧嘩をしたくないし、出て行けと言われたのは一度ではありません。

第三者に相談して、DVじゃないかと言われたので、少し落ち着いて考える時間をください。』

と言って荷物をまとめて出てきました。

 

その際夫は、『DVだったらなんだってんだ、警察にでも何でも行ったらいいじゃないか、カウンセラーだかなんだかに洗脳されやがって。』と言って頭を抱え、キレたり、謝ったり、泣いたり、動揺している様子でした。

混乱の極み。

 

夫的には、離婚や出て行けというフレーズを使っていたのは、本当に離婚するつもりだったわけではなく、どう言っていいかわからなくてそれしか言いようがなかったと言っていました。

 

別居先での生活

実家でカウンセリングを受けたり、

病院へ行ったり、

市役所に行ったり、

警察に連絡をしたり、

アルバイトを始めたり、

ちまちま大好きな子供服の記事なんかを書いてみたり、

そんな感じで過ごしてきました。

  

女性相談3件、夫婦カウンセリング1件、児童相談1件、診療内科1件、警察1件そんな割合で毎週どこかで夫婦問題について相談をしていました。

 

カウンセラーの人に、『紹介するので、念のため警察にも相談しておいてください。』

と言われ、

 

外面はよく、世間体を気にする夫に限って警察のお世話になることはないだろう、

離婚するってーならどうぞお好きにと言ってくるだろうと思っていた私は、

警察に相談するようなことだったのか?

と驚きました。

 

別居中ですが、私や子供へ夫からの電話はありません。

別居開始直前に私から何度か電話をし、

子供がパパと電話したいという時は電話をしていという連絡をしますが、

夫は子供の声を聞くと会いたくなるからと、電話には応じません。

 

一度実家の父に電話がありましたが、それ以降はなく、義実家も別居の事実はしりません。

 

連絡方法はLINEで、

2週間おきくらいの頻度で連絡が来ます。

 

最初は『ゆっくりしてきてください』だったのが、

 

『どうするつもりなんです?』

『離婚するのか戻るつもりがあるのかはっきりしてください。』

『全部こっちが悪いみたいな態度でやるせない』

『このお金は何に使ったんですか?』

『俺は仕事を頑張ってきたのにあなたが無視したんだろ』

『これからは育児も手伝うし、話だって聞いてあげる』

『自分を責めながら暮らすのがしんどい』

『はっきりどっちか言って』

『戻って来て欲しいけど、戻って来たら夫婦の問題だからそっちの親に介入させないで』

『期限を決めます。それまでに決めましょう。』

 

といった内容で、

これだけのことなんですが、

私は読んだだけで動悸がし、どう返していいかわからなくなり、心療内科でもらった薬を飲みながら、ゆっくり時間をかけて返信しています。

 

時間がかかればかかるほど、夫もイライラするでしょうし、早くかえさないと、と思うのですが、自分でもなぜ『離婚だ!!!』と叩きつけられないのか不思議です。

 

 夫がアスペルガーである可能性

ちなみに夫との出来事をカウンセラーの人に相談したところ、

 

『夫さんは直接会っていないから断定できませんが、恐らくアスペルガーでしょう』

という話でした。

 

あーやっぱり、という気持ちと、

いや、でも私が思っているアスペルガーとは違う気がする、という気持ちとで

アスペルガーってどんなものなの?と心療内科の先生に相談をしてみました。

 

先生は

『本人に会っていないので断定はできませんが、事例を聞いただけでも典型的なアスペルガーだと言えると思います。しかし、アスペルガーであった場合、それは治る病気というわけではなく、個性ですので、一生夫さんは変わりません。離婚を決意しているのであれば、本人に知らせると離婚の際スムーズにいかなくなるかもしれないし、戻ろうと思うのであれば、相当な覚悟と周りのサポートが必要になると思います。』

と言っていました。

 

ちなみにその時説明した事例というのが、

・腰の座らない子供の顔にタオルをかけて遊んだり、殺人鬼の映画を子供に見せようとしたり、アルコール入りお菓子をあげようとしたりする。注意をしても一回はやってみようとする。

・色んなところに鼻くそをつける。

・バレるような嘘をしょっちゅうつく。

・一人称が『ぼくちんさん』で、返答もぱーぱー、めーめー、にゃんにゃんなどで、真剣な話し合いができない。

・真剣に話そうとするけれど、話している内容が意味がわからない。

例えば

『年間貯金は○万円出来ているので黒字』と伝えると、

『○万円ということは赤字だ!投資を貯金に含めるなんて卑怯だ!現金黒字はもっと少ないだろ!』という話にはり、

自分で現金黒字があると言いながら、『それはおまえの言う黒字だろ!危機感を覚えろ!』と、話し合いにならない。

・それだけお金のことでモメた翌日には普通に昼からお酒を注文している。

・やめてほしい内容を伝えると、悪口を言われたと怒り出す。

 ・子供の前で夫婦生活の話題はやめてくれと言わないと、やめてくれない。他にもどうしてこんなことが起こるの?というような、事前に注意できないことを言ったりやったりして、過ぎたことだけれど、結構パンチが効いていて忘れられない。

 ・そのことを伝えると、過ぎたことを言って卑怯だ、性格が悪い!と言われる。

 ・一方で仕事には時間通りに行っているし、殴られたことはない。

などです。他にもありますが、割愛。

 

書いてみたり、人から同じように聞けば、『お宅の夫アスペルガーでしょう』と自分でも思うと思うのですが、

割とやる気になれば出来ることもあったし、

私自身アスペルガーについて全く知らないということもなかったので、

夫がアスペルガーと言われてもピンときませんでした。

 

ちなみに

『夫がアスペルガーかもしれない』

と友人や家族に言ったところ、

 

全員口を揃えて

『でしょうね。』

と言っていました。

 

私は夫はアスペルガーではなく、ただ性格が悪いんだと思っていました。

それでいいわけではないんですが、

 

変わっているとか、個性的というよりは、わざと嫌がらせをされているように感じていました。

子供が産まれるまでは個性的だけど優しい人と思っていたのですが、

どうしてこんな嫌がらせをしてくるのだろうと毎日考えていました。

 

何か理由をつけてはお酒を飲んでいたので、お酒のせいで正常な判断が出来ないのではないか?とも思っていました。

 

自分が悪かったと思う気持ち

色んなことを言われたりされたりしましたが、私も夫に対して従順で優しく穏やかな態度だったかというとそういったことはありませんでした。対抗していました。

話の伝わらない夫にイライラし、顔も見たくないと思っているので、見えないところでため息が出たり、見えないところでぐちぐち言いながら家事をしていました。

 

全く話さないとかではなく、受け答えもあったし、笑いかけることもありましたが、何を言われるか怖くて、寝たふりをしたこともあります。

 

朝ご飯を作り忘れたこともあるし、メニューもワンパターンでした。

 

夜泣きが酷い頃、

夫がよかれと思ってご飯を作ってくれたのに対し、

『片付けるのが大変だからお弁当にして』

と言ったこともあり、夫はそれがすごく傷ついたも毎回怒る度にすごく言っています。

 

夫が単身赴任になるかもしれないという話が出て、ヤッター!と声が出てしまったこともあります。

これらは私が悪かったと反省しています。

 

夫はそのような態度に対してよく『もう出て行ってくれ。』と言っていました。

私自身も夫に対して優しく出来ない、嫌な態度をとることにうんざりし、自分が嫌な人間になっていて、どうしてこうなってしまうのかと思っていました。

 

しかしどうしてこういった態度になるか説明し、改めて欲しいと伝えても、

夫からは

『自分は元々こう言う人間だった』

『わかっていて結婚した以上諦めろ』

『そっちの普通を押しつけるな。迎合しているのはぼくちんさんです。』

『ぼくちんさんを否定している。』

『モンスター扱いしている。』

と言われ続け、それが辛くもあったし、もしかしたら私自身がモラハラをしているんじゃないかと、余計に悩むようにもなりました。

 

変わってきつつあった夫

息子が二歳になり、

突然家庭内別居をやめるか、出て行くかという話し合いをしました。

(この話し合いも夫の『出て行け!』から始まり、私が提案をして家庭内別居を終了させた形です。)

 

その後夫はお酒の量も減らし、しゃべり方も普通になってきました。

その一方で、数日おきに夫婦生活の話になり、

応じない私に対してキレるということが度々おき、子供の前でも夫婦生活の話をしてくるということが続きました。

 

夫婦である以上義務であるという気持ちと、

今までのすっとんきょうな生活から、すっかり夫に触れられるということに嫌悪感を抱いていたので、スッキリ気持ちを切り替えて応じるということが難しく、夜が来るたびに動悸と腹痛がしていました。

 

夫は、『自分はあなた(妻)に合わせて変わったのに酷い』ということをよく言っていて、

私も自分は酷いことをしていると思い、

どうにかしたいと思い、夫に、『夫婦カウンセリングを受けたい』という提案をしました。

 

それが夫の逆鱗に触れて、キレている姿を見て、子供を連れて逃げ出してしまいました。

 

レスにされている側の気持ちなどをたくさん調べ、

本当に申し訳ない気持ちと、

レスにしている側が辛いなんておかしいんじゃないかと検索魔になり、

子育ての合間にひたすらみんなはどうなのか、という意見ばかりを探していました。

 

カウンセラーさんの意見

カウンセラーの方には

『夫婦と言えど、性の強要はできないし、それだけ嫌なことがあっても応じなきゃいけなかったら人権がないじゃないか。』

『それは私が聞いても嫌です。出てきて正解です。』

 『周りの人が我慢できるから自分が我慢しなきゃいけないわけじゃない。』

 『立派な精神的DVです。肉体的にDVじゃなければいいってわけじゃない。』

 など、たくさん慰めの言葉?を頂きました。

 

現在の自分の気持ち

当然誰に相談しても、最後に決めるのは自分なわけです。

そこがまだ決められない。。。

 

夫がいる地の幼稚園はもう断りの連絡を入れ、

戻るような状況でもないのですが、

 

やはり一番は経済的なことでの迷い。

 

夫はお金の使い方をアプリで管理している人で、

出費が多いと、これは何?とか、子供を理由に使いすぎというようなことをよく言っていたので、それが窮屈だったり、

用途を説明してもイマイチ伝わらなかったりそれがストレスでしたが、

衣食住に困るということはありませんでした。

 

私は現在アルバイトなので、正社員に運よくつけたとして、

子供に満足いく生活を送らせてあげられるのか。

 

そして子供が『パパとここ行ったことあるね』

など言っているのを聞くと、

何とも言えない気持ちになること。

 

あと怒っている時以外はまだまともだったし、

子供とも遊ぶようになってきていたこと。

  

夫からは

『俺はこんなに頑張っていた。誰も褒めてくれないから自分で自分を褒めている。俺は頑張った。そっちの家族で俺を否定している。もっと話を聞いていてあげればよかった、家事育児を助けてあげればよかったと自分を責めるのが辛い。あと一ヶ月で結論を出してください。』

という、頑張っていたアピールの連絡が来るわけですが、

 

出て行けと言われ、

夫によるストレスの病気の治療で実家に帰って来たのに、

期限切られてらぁ~。。。

という状況に、

 

連絡がこない間はやり直せるんじゃないか、

と思うのですが、

連絡がくると、

こりゃアカン。

と思うのです。

 

私たち夫婦は元々遠距離恋愛で、結婚してからも、仕事で、一年のうち一緒に過ごす時間が3分の1あるかなしか、というような状況でした。

夫が3度目の転職をして、初めて、四六時中一緒に過ごすことになり、それが始めての子育てとタイミングが一緒だった、ということで、

元々お互いを知らなすぎたのかもしれません。

そしてこれからお互いを知っていくには、会話が成立しないのです。