大事件です、うんこだけにね。
これまでも、結婚後どんどんひどくなる夫のトイレの使い方には頭を抱え、何度となく注意を重ね、本当夫のトイレの使い方にはうんざり!うんこだけにね。と思っていた私ですが、
大人が子供の補助便座でうんこをした事件については、しばらく悪夢にうなされるほどショックな出来事で、全くもって笑えない大事件でした。うんこだけにね。
夫のトイレの使い方は、夫と結婚してからずっと頭を抱えるほど汚く、どうして結婚したらこんなになってしまったんだと常に悩みの種でした。トイレが二つある家に住みたいとずっと思っていました。
しかし本格的に子供のトイトレを始めた時、
『子供が自分のおしっこ踏むとか嫌じゃない?何でも触るし舐めるよ。』
と口を酸っぱく何度も注意をし、その度に喧嘩となりましたが、なんとか普通程度に改善されました。
一方で、いつまた
『ぼくちんさんはあなたの使い方に合わせてあげているんや!これからは好きに使う!』
と言って、元通り、おしっこを床につけるのが当たり前の日々になるんじゃないかと不安があったこと、
そして、
私自身、長きにわたるトイレの使い方論争と、その都度不機嫌怒り出すことに、積り積った不満があり、トイレを綺麗に使って欲しいというごく当たり前な要求を、不機嫌と怒りで押さえつけられた日々を忘れられず、トイレのドアを開ける度に、肩に力が入り、神経質になっていた時期でもあります。
そしてその事件は、ある日、下痢便が決壊するように、勢いよく噴射した事件でした。
その日、私は息子は、片道3時間ほどの距離に住む姉に、車で1年ぶりとなる美容院に連れて行ってもらい、本当に楽しい一日を過ごした日でした。
姉が車を駐車場に停めている間、先に私と息子が帰宅し、今日は早々に子供をお風呂に入れて寝かせてしまおう!なんて計画をしながらルンルンで家に入りました。
夫は家にいましたが、出てこなかったので、寝ているか動画を見ているかしているのだろうと気にしていませんでした。
私は、妙に濡れている脱衣場抜けてお風呂にお湯を入れ、
トイレに入りました。
何故かトイレが妙に光っていて、子供用の補助便座が転がり、スリッパが濡れて、千切れたトイレットペーパーのようなものが至る所にありました。
そこに夫がトイレに現れ、
↓
夫『おかえり。なぁ、なんかトイレおかしくない?』
私『ただいま。・・・うん、なんかおかしいね。』
私は夫がトイレを汚すなんてよくある話だったので、今更何言ってんだ?って感じでしたし、どうせ酔っぱらって使ったんだろうと思っていました。
そのうち夫は床に寝かされた子供用の補助便座を指差して、
夫『ここに(補助便座に)うんこみないなものがあったんや』
・・・何言ってんだこいつ?
私『‥‥何言ってんの?』
夫『息子がここにしたんだと思って。うんこのトレーニングしてるって言ってたやん。』
私『うんこのトレーニングしてるからって、床にうんこ置いて出かけるわけないでしょ。(何言ってんだコイツ。。。)・・・うんこはどこへやったの?』
夫『いや、うんこかどうか分からんのだけど、息子がしたんだなーと思って拾ってトイレに流した。』
私『‥‥うんこ置きっぱなしで出かけたりしないよ。え?てゆーかうんこみたいな物って何?うんこかうんこじゃないかって分かるでしょ。』
夫『いや、うんこかどうかは、うーん、多分うんこなんじゃないかなー、だってここに(補助便座)あったわけやし』
私『状況が全く分からないんだけどさ。家に帰ってきたらここ(補助便座)にうんこがあったの?』
夫『いや、ぼくちんさんも帰ってきたら直ぐに部屋で寝ちゃって。でもトイレに起きたら床もべちゃべちゃで。何故か自分のズボンもべちゃべちゃだったから、息子がここでしたんだと思ったんだけど。』
私『何でズボンも濡れてるの?』
夫『それがわからんから。息子がいたずらしたのかと思って。』
私『その濡れたズボンはどこにあるの?』
夫『凄く濡れてて、おしっこかなって思ったから洗濯機に入れて洗ったよ。』
おしっこついててそのまま洗濯機に放り込んだのか。うんこも付いてるかもしれないのに‥‥予洗いなんてするわけないよな‥‥洗濯槽クリーナー入れよう‥‥ってゆーかほんと何??
私『‥‥うんこはここ(補助便座)だけにあったの?』
夫『そうだと思うんやけど。。』
私『酔って失敗したの?』
夫『酔ってないって!だってこんな小さい便座にどうやってするんや!こんな姿勢やで?できんやろ?』
と言って便座に座って見せようとする夫。
私『お酒は飲んでるの?どれくらい?』
夫『少し飲んでるけど記憶がなくなったことなんてないし、ここまで覚えてないことなんて今まで一度もないや。だから何かわからないんだって。』
言っても忘れてるなんてちょっ中ありますけど。。。
とりあえずトイレが壊れてないか確認しよう。。。
私『そう。タンクは割れてなさそうだし、水も普通に流れるね。』
夫『うん、だから息子がやったんじゃないかって。』
ちなみにこの一部始終を息子も見ている。。。
私『息子はまだズボンもオムツも自分で脱げないし、家を出る前に私が掃除して出てるから息子じゃないよ。』
夫『え、じゃあ誰がやったんやろ?うんこのトレーニング終わったら好きなおもちゃ買ってあげるって言ってたから頑張ったんだと思って。』
確かにうんこのトレーニングに成功したら、ご褒美に好きなおもちゃを一個買ってあげると約束していた。。。
私『夫がやったんじゃなかったら誰かが家に侵入してトイレを汚したことになるね。』
夫『え、そんなことあるか?』
私『だって身に覚えがないんでしょ?この子はオムツしてるし、そもそも私と姉と出掛けていたんだから。トイレも壊れてないし。じゃあ誰かが侵入して漏らして行ったってことでしょ。』
この時点で何故か私は侵入者がいるかもしれないという恐怖に駆られた。
阿呆にも夫の言うことを信じていたのである。
私『鍵はかけて出たけど。とりあえず部屋中探して誰がいないか見てくる。』
私は部屋中の棚からベランダから、侵入者を探しましたが、誰も出てくることはありませんでした。鍵も壊れていることはなく、
私『誰もいない。隣の家が空き家だから、管理会社と警察に電話して聞こうか?』
夫『え、うん、いや、そこまでは?え、じゃあぼくちんさんがやったのかな?でもそんな記憶はないんだけど。。。どういうことなんやろう・・・』
私『とりあえず掃除するわ。。。』
夫『え、掃除はもう終わったけど。さっき拭いたよ。』
私『洗剤使った?』
夫『トイレットペーパーで。だからそのトイレットペーパーの破片は掃除した跡なんです。』
・・・床にうんことおしっこがあって拭いただけって。。。いや、自分から拭くようになっただけマシになったのかな・・・
ピーポーン
と駐車場に車を停め終わり、車から荷物を持ってきてくれた姉が、インターホンを鳴らしました。
私は本当に夫ではなくて侵入者がいたのかも。。。という恐怖から、やってきた姉に、
私『大変なことになった』
と、ことの経緯をかくかくしかじか説明しました。
後に姉は、その時の私が、ただ事ではないというという表情でいたので、あの時にもう家から連れ出して別居を開始すればよかったと言っていました。
姉『‥‥酔っ払ってんだよ。』
私『お酒は飲んでたらしいけど、酔ってないらしい。喋ってはいる。』
姉『酔っ払って漏らしたんでしょ。大体1回目じゃないでしょ。あんたずっとトイレが汚いって悩んでたじゃん。』
私『さすがに子供用のトイレで、床に向かって直接うんこするまでのことはなかったけど。。』
姉『普通はね。普通の人間はしないんでよ。でも普通じゃないからついにやらかしたんだよ。ちゃんと片付けさせた?』
私『一応トイレットペーパーで拭いたらしくて。だから私がスリッパ捨てて、床と壁を洗剤で拭いて。。今は入れる状態にはなっているけど。』
姉『写真は?!』
私『撮ってない。』
姉『写真撮らなきゃ。頭おかしいんだって。自称少ししか飲んでなくて子供用トイレでうんこして、それを子供のせいにしてるんだよ。で記憶ないとか言ってるんでしょ?挙句掃除までして俺は偉いとか思ってるんだよ。』
私『そうなのかな。警察に連絡して調べてもらおっかって言ったら、それはちょっと待ってって。』
姉『笑。相当びびったんだと思うよ。犯人旦那だから。大体姉が来てるんだから、起きてるなら出てきて一言挨拶するくらいするでしょ。出てこないじゃん。酔っ払ってんだよ。てゆーか子供のせいにするとかまじ許せん。』
私『そうか、とりあえず強盗とかじゃなくてよかったわ。。お風呂入るわ‥‥今日はありがとね。。』
姉『大丈夫?うちも旦那が待ってるから帰らなきゃだけど、今日じゃなければ一緒にいるんだけど。。暴れたりしないかな‥‥これから明日までマメに連絡して。暴れ出したら警察に電話しなよ。』
私『わかった。ありがとう。』
そう言い残して姉は帰って行った。
姉が帰った後で夫が出てきた。
夫『お姉さん帰った?』
私『うん、まじで酔ってないの?』
夫『酔ってないって。酔ってたらこんな喋らんやろ?』
私『じゃあ明日警察に同じような事件がないか聞いてくるね。』
夫『え、、じゃあぼくちんさんがやったんかな?でも本当に記憶もないし、子供がおもちゃ貰えると思ってしたんだと思ってたんだけど。。頑張ったんだなーと思って。本当に記憶にない。。疲れてたんかな。。疲れてはいたんやけど。。。』
私は疲れていたら子供用便座で、床でうんこをするんだろうか。。。
こんな話が起こりえるのだろうか。。。
夫は酔っぱらっているのだろうか。。。
と悩み、そして、夫に対して恐怖を抱くようになりました。
あまりの意味不明さと恐怖から、テレビを見ながら座っているあの手にはナイフでも握られているんじゃないか、いつか刺し殺されるんじゃないかと思うこともありあました。
というのも、いつも『ぺ。』『め。』『ま。』くらいの相づちしかない夫が、妙にちゃんと受け答えをしていたこと。
頭がはっきりしたら、よくわからない事を言いながら殺されるんじゃないかという恐怖がありました。
しかしこの事件に関して、精神的DVに当たるかと言われたら違うんじゃないかと思うし、夫の奇妙な行動には散々悩まされたけれど、一般的な精神的DVとも違うんだと思います。ですが、夫っといる生活は、世にも奇妙な物語の世界にいるような気分でした。
補助便座にうんこをしたのは、子供におもちゃをどうしてもプレゼントしたかったから強攻策(奇策)に出たのかもしれないし、
子供が本当にしたと思って、その上で後片づけをした自分が誇らしくて私に伝えてきたのかもしれないし、
何も考えていないのかもしれません。
しかし彼は未だもって自分がやったかどうかは分からないと言っています。
当然同じような事件は近隣で起きていなかったらしく、その後すぐに隣の空き家にもご家族が引っ越してきました。
何故こんな事件の詳細を記事にしたかというと、
つい先日夫からのLINEで、
『これがあれば解決します(^^)あなたに座ってしろと言われて困っていたんです(^^)このせいで漏れていたんです(^^)
とおしっこが床に漏れていたのは私の要望で座ってしていたせいだというような文面が届きまして。ふと思い出しました。
立ってしてた時からべちゃべちゃだったからね。
てゆーかうんこの存在忘れてるし。
そもそも漏れてるの分かってたら拭けや。
って話なんだけど、そんなことは何度も言っているし、言う度に長い怒りを爆発させるので。
そんで(^^)の顔文字が毎回送られてきて、イライラすると共に、やっぱり怖いと思いまして、そっと見なかったことしに、スクショを取って弁護士さんに相談に行く時は、この大事件もお伝えしようと思います。