息子が再び幼稚園に行きたくないと言い出しました。その理由と解決策について書きます。
歌が嫌
息子曰く、『挨拶しようとしたらいっつも歌い出す。しかもなっがーーーい!』
らしい。
知らない曲ばっかりだから、いつ曲が終わるのか分からなくて嫌。お腹空いたのにいつまで歌ってるつもりだとイライラするらしい。
こんな感じと予想。
↓
きちんと挨拶しようとしたら歌い出すって、幼稚園、保育園、デ◯ズニーくらいしかない文化なんで、別に歌いたくなかったら歌わなくてもいいんじゃないの?って感じなんですけど、集団生活で困っているわけなので、真剣に解決策を考えてみました。
解決策
挨拶の前に歌うのは幼稚園限定と伝える
レアもの。限定。今しかできない。
ミ⚪︎キーも大体歌っていると伝える
ミ⚪︎キーたちは大体突然歌い出す。デ⚪︎ズニーランドも大体歌ってるから、幼稚園で慣れておくとデ⚪︎ズニーランドが楽しくなると言いました。
先生に曲のセットリストを聞く
結構面倒くさい親かなーと思ったんですが、連絡帳に書きまして、先生が快く教えてくれました。
5曲くらいあって、預かり時間を考えたら一時間に一回くらい歌っている計算になるわけです。そりゃしょっちゅう歌っている気になるよねー。
YouTubeでお手本を探す
まずは先生に聞いたセットリストをYouTubeで探し、聞いたことがあるかを息子に確認。似たようなタイトルがいくつかあって、どれが幼稚園で歌っている曲かを特定するのに時間がかかりました。
知っている曲であれば、最悪歌えなくても終わりは分かるので、イライラせずに過ごせるんじゃないかなー。と思い、遊びながらBGMにしてかけ続けました。
母歌ってみた
揺れたり、手拍子をしたり、お風呂で歌ったり。
もう歌なんか久しぶりすぎちゃって。生まれてこのかた高い声なんか出た試しがなくてね、合唱コンクールもぶっちぎりのアルトで、先生の振り分けにも迷いなく、『ハイ、アルトー』と毎年振り分けられ、主旋律とは縁のなかった身としては、ウォーミングアップっていうのかなー、ボイトレ的なことをした方がよかったんだろう。衝撃の重低音。衝撃の低クオリティ。歌のお姉さんを目指して歌ったら、歌のおじさんがガラピコっと出てきた。
いやー、年々声が低くなっているような?とは薄々感じていたんだけど、見た目だけじゃなくて声も歳とるのねー、痰の絡んだおじさんの声だった。
でも息子は最高だと喜んでくれた。まじ愛おしい。母は泣いた。
結果、よく歌う子になった
頑張って歌を教え込んだ結果、しょっちゅう作曲をして鼻歌を歌っています。肝心の教えた曲はさほど歌わない。なんでや。
でも歌が好きになってくれたなら結果オーライかな!と思っています。
息子も幼稚園って挨拶の前に突然歌い出すヤバい集団から、陽気に歌う時間がある場所くらいに認識が変わったようで、歌が嫌とは言わなくなりました。
そして幼稚園で教えた歌を習ったか聞いたら、『習ったよ!ぼくだけトミカ歌ってる!』とのこと。
なんでや。
でも幼稚園が楽しくなってきたようでよかったと思う母です。
童謡自体は覚えるのも簡単だし、音楽の授業は中学校まで着いて回るし、人生ってアレだ、ノーミュージックノーライフとか言いますし、とりあえず親子でいっちょ楽しく音楽の練習をするのも楽しいなー、なんて思いました。