採用・面接担当です。
面接をしていて、履歴書の雰囲気から一変!もの凄く好印象になる人が存在します。
未経験、ノースキルでもパート、アルバイトに受かる面接のテクニックを紹介します。
時間を守る
初回の時間から遅刻は、余程の実力者でない限り、印象が悪いです。
会場には5分前には着いておくことを意識しておきましょう。
リモートでの面接の場合、思わぬ接続不良などで時間通りに入れなくなってしまったということもあり得るので、パソコンの再起動や、ログイン状況、背景などの確認はしっかり済ませておきましょう。初めて使う場合は事前に練習しておくと良いです。
道に迷ったり、接続不良になったりは誰でも起こり得ることですが、それを見越して行動しているかも、大事な判断ポイントです。
リモートの面接の場合はカメラの位置に気を付ける
スマホでも可能ですが、カメラ付きのパソコンがベター。
面接時に資料を共有されたりするので、よく見られないなどのトラブルがないように、対策をしておきましょう。
顔が見切れていたり、下から映っていたりという場合もあります。問題があるわけではありませんが、正面からしっかり顔全体が映っている方が印象は良いです。
スマホでも仕事は見つけられますが、リモートを視野に入れるのであれば、中古でいいのでパソコンを買っておいた方が良いと個人的には思います。
身だしなみを整える
身だしなみは整えて挑みましょう。オフィスカジュアル相当格好が望ましいです。
男女共に透け感がないこと、過度な露出がないこと、派手すぎる柄や色使いを避けることを意識しましょう。
パンツ、スカートはどちらでも構いません。
小綺麗にしていたら全く問題ないです。
その小綺麗が分からんのだわ、という人は、お店で聞くなり、スタイリストサービスを一回使った方が良いと思います。
というのも、客観的に見て小綺麗かって、結構判断が難しいんですよ。
新卒のリクルートスーツのように決まっていてくれた方がかえって楽なくらい。
その点、お店やスタイリストサービスを使うと、最低限ダッサーという状態を回避し、小綺麗な状態にしてくれるので、一着ここぞというセットを準備しておくと心強いと思います。
髪の毛もセットしましょう。ロングの人は結んでください。
髪で印象の8割型決まるので、髪は大事ですね。
セットまで美容院でして面接に行く必要はないけれど、もうだいぶ美容院に行っていないわーという人は、面接前のタイミングで行っておいて、セット方法なども聞いておくと良いですね。
見た目で仕事をするわけではない職業でも、スキルや経験がない場合は見た目で得した方が良いです。
YOUTUBEを見て面接の雰囲気を掴んでおく
YouTubeなどで面接のやり方が出ていますが、その通りにやれば全く問題ないです。
100%その通りにできなきゃいけないとかではもちろんありませんが、こんな感じで進めるんだな、という感覚だけでも覚えておくと良いです。
いきなり久しぶりの面接!となると、なんか色んなルールあった気がするけど、どんなんだったけ?と余計なことに気を取られるので、大体の流れを見ておくだけで、当日のパフォーマンスが変わってきます。
会社のホームページを見ておく
会社のホームページは見ておいた方が良いです。
どのような考えの人が会社に求められているか書かれている場合があります。
また、会社のホームページを見ていると伝えること自体が面接においてプラスに評価されます。
対人間ということを意識して話す
緊張していますと伝える
緊張して上手く話せないということはよくあることです。
緊張していることは面接においてマイナスのイメージにはなりませんし、逆に緊張している人間をバカにするような会社だったら入らない方が良いので、緊張しているということを素直に伝えましょう。ほとんどの面接官が、緊張していると言われたら、和やかな雰囲気で進めていこうという気持ちになります。
スキルアピールは大切だけど、上から目線に気を付ける
過度に下手に出る必要もありませんが、スキルをアピールするあまり、上から目線になることにも気を付けましょう。
この会社まだこんなことしているの?というようなことはどうしても起こりえます。しかしその考えを面接官に悟られることは賢明ではありません。
真摯に『こういったやり方もありそうなので、採用していただいたらそこも詰めて話していきたい』等、言いようなので、上から目検なしゃべり方と普段から注意される方は気を付けてみてください。
適度にプライベートな話も交える
プライベートな話って全然OKって人も、絶対したくない!って人もいますよね。
でも、ある程度しておいた方が、得することが多いです。
というのも、ある程度プライベートな話をする人の話って結構覚えています。面接が終わった後に、あー!あの〇〇って言ってた人ね!みたいな話になりやすく、印象に残りやすく、まぁ人柄的にも感じよかったしいいんじゃない?みたいなことになりやすいです。
嘘はつかない
あえて言う必要がないから言わない。は良いのですが、嘘をつくのはやめましょう。
たまに履歴書の内容と矛盾する、質問してもよくわからない人、という人いらっしゃるのですが、怖いです。嘘はやめましょう。
訳アリ事情はサポート状態と併せて伝える。
全く何の足かせもなく働ける人って、新卒くらいなものです。
30代以降になると、女性だと結婚、出産等がチラつきますし、男性でも給与面からの転職もありえるだろうなど、色々事情はあります。
全く何の事情もなく、突っ込まれる心配のない人ってあまりいないものです。
私なんか別居中、子育て中、元ニートの訳あり物件もいいところでしたが、子育て中、シングルマザー、介護中、夢追い中、割と色んな人がいます。
自分にとって尻込みするような内容と思っていたとしても、結構同じような条件の人もいるし、言っちゃって大丈夫です。介護があるけれど、こういった時間で働く分には支障がない、や、子供の発熱等でも親がサポートしてくれるなど、サポート体制を併せて伝えれば、全く問題ないです。
シングルや介護で突然の呼び出しや、誰のサポートもない場合などは状況次第です。
行政のサポートを利用することができれば問題ないのか。家族の病気に対する会社の理解度はどの程度なのかによって、そもそもその企業で働くことが向いていない可能性もあるので、業務委託の在宅ワークなど、時間に融通の利く仕事の方が向いている可能性もあります。
最近はリモートのお仕事もたくさんあるので、こういった境遇に理解のある会社も凄く増えていると思います。ご自身に合った職場環境が見つかると良いですね。
サポート環境がないのに、あると言ったりする嘘はやめておきましょう。嘘つきのレッテルって、会社の中に入ってからも自分も周りも苦労して良いことがないです。
面接のお時間をいただきましてありがとうございましたとメールを送る
ぶっちゃけ全く必要ないと思っていたのですが、面接後の会議で不採用にしようとしていた人が、面接後すぐにお礼メールを送ってきたことで、『いや、意外とちゃんとしている人なのか?一旦保留にしましょう』と繰り上げにしたことがあります。
そんなメールはいらんと思っていたのですが、送っておくと拾われることもあるので、一応、『本日は面接のお時間をいただきありがとうございました』系のメールを送っておくと、効果がある場合もあります。
まとめ
うちの会社は私のような元ニートも雇ってくれる愉快で平和な会社ですが、普通に採用の時は受け答えがしっかりできそうかということを見ます。
言った通りに働かない、バックレ、人間関係に波風を立てるなどは、仕事ができる以前の問題として本当に困るので、いわゆる、感じがいい人かどうかを見ます。
是非ともご自身の人柄をアピールしていただけたら良いんではないかと思います。