家庭内別居妻の子育て大発見

家庭内別居ワンオペ育児中です。→別居しました。元ニート→専業主婦→在宅正社員。問題多め。ワーママの働き方、社会復帰、子育て、家庭問題について書いていきます。

MENU

工場勤務はきついのか?実体験できつかった点とは。

f:id:usoppy:20230116232313j:image

その昔、一度だけおせち作りのライン作業のバイトを短期で2日間したことがあります。

初めてのアルバイトがこちらの工場でのおせち作りでした。

 

学歴・年齢・ブランクで自信がなくても受かるイメージのある工場勤務ですが、

きついという話もよく聞きます。

実際にどうだったかを書いていきます。

 

 

工場勤務することになったきっかけ

近所の人に声をかけられたからです。

その工場に勤めている近所のおばちゃんが、近所の若者に声をかけてバイトを何名か集めた。という感じでした。

 

今は工場勤務専門の求人サイトもあるので、そういったサイトを利用したりすると手っ取り早いですね。

 

工場勤務の内容

f:id:usoppy:20230116232327j:image

なにせ右も左も分からない、バイト未経験で、今から何するの?って感じだったのですが、

 

友達も参加すると言っていたので心強かったです。

 

友達とベテランっぽいおばちゃんに付いていったら、流れで割烹着みたいなのを着るように指示されて、マスクやら手袋やら帽子をかぶって、消毒をして、ザ工場勤務みたいな姿になっていました。

 

そして工場長らしき人から指示があり、

『おせちの具材を詰める仕事です。このイラストを置いておくので、この通りに一人一つの具材を詰めていってください。ベテランさん二つに分かれて、具材を決めてください。時間は17時までに仕上げてください。本日もよろしくお願いいたします。』

 

全員『よろしくお願いいたします』

 

という具合でスタートしました。

 

そして、二つのグループに分かれるように、ベテランのおばちゃんに言われ、

私と友達は別々のグループとなりました。

心細いこと山のごとし。

 

そして、おせちの数ある具材の中でも、難しいものはベテランのおばちゃん、

 

残りは単発のバイトの人がやる、という感じでした。

当時18歳とかだったと思うのですが、私が一番若く、ママさんっぽい人とか、50代そこらっぽい人とか、色んな人がいました。

 

そして仕事が始まりました。

おせちに具材を入れて横の人にお重を渡す。

私は栗きんとんの栗を3つ乗せる仕事。割れている栗があったら、大体3つくらいの分量になるように調整して綺麗に並べて入れる。そしめ隣の人にお重を渡す。以上。

 

 

分からないことがあったら聞いてね、と言われましたが、

分からないことなど何があるというのか、というくらい、めちゃくちゃ単純作業でした。

 

 

栗きんとんの栗ってそんな貴重なのか・・・たった3粒しか乗せないんか・・・

今年は栗きんとん食べよう、とか

 

割れてるの1個入れたから他は綺麗なのいれたろう

 

あんま緩く乗せると栗が落ちるから、もう少し深めに入れるか、、、

 

お重はこれくらいのペースで隣の人に渡そう。

 

自分のペースは遅くないかな?

 

など考え、初めてのアルバイトだったこともあり、結構神経を使っていました。

 

たった栗3つ入れるだけなのに。誰よりも美しく栗を並べられる。今栗を並べる技術で私を超える人はいないだろう!

 

と、意外と楽しくやっていました。

そして、バイトって意外と簡単じゃん!という自信をつけていました。

 

お昼休憩は、同じラインになった人と食べましたが、あんまり話したりとかもなかったです。仕事ってこんなもんなのかー、と思いながら食べた記憶があります。

 

そして無事に1日目が終わりました。

家に帰って初めてのバイトについて家族に報告をしました。

 

『初バイトどうだった?うまくやれた?』と聞かれたので、

 

『栗3つ詰めてた。』と言いました。

本当に、それ以上でもそれ以下でもないです。

 

 

2日目、消毒やらの流れも慣れてきました。

栗を乗せる作業に慣れてきたら結構時間が進むのが遅く感じてきました。

 

あー別の具材を詰めたい。と思うようになりました。

 

一緒にバイトに来ていた友達は黒豆を詰めていて、

黒豆いいなーとか思ってきました。

 

もう栗3つの作業は習得したから黒豆を詰めさせてほしい。と先ににお重に詰められている黒豆を見ながら、頭の中が黒豆のことでいっぱいになりました。

 

いいなー黒豆。黒豆担当はおたまを使って黒豆を乗せていました。

 

一方栗きんとん担当の私はどうだろう?栗を3つ乗せるだけ。

黒豆いいなー。。。

と思いながら、どの作業が一番大変なのかを延々考えていました。

 

そんな至極どうでもいいことを考えていたら、休憩時間になりました。

 

2日目は友達とごはんを食べました。

そしたらその黒豆担当の友達が、

『黒豆結構大変だわー---』と言っていました。

 

え、しゃもじですくって黒豆入れるだけなのに大変なの!?

と驚きました。

どうも黒豆は容器からはみ出てしまうことがあるらしい・・・

そうなのか、黒豆、全然大変そうじゃねーな。と思って聞いていました。

 

何が大変と思うかは人それぞれですね。

 

でもここで、栗きんとんは楽だわーとも言えないので、

『栗きんとんも意外と栗が割れててさ・・・・』

と、話を合わせることにしました。

本当は栗が割れていても別に大変じゃなかったです。

 

その後休憩が終わり、残り2時間くらいになったとき、

となりの栗きんとんのきんとんを絞っているおばちゃんが、突然ダウンしました。

 

『もう痛くて絞れない!!!』

 

流れが止まりました。

おばちゃんが栗を絞りすぎて手が痛くなってしまったのです。

 

どうする?どうする?誰と変わる?という話になり、

横にいた私が、『私きんとんやります!(もう栗は乗せたくない!)』と言いました。

 

晴れて私はきんとんを絞るという役になったわけです。

 

その後きんとんを絞っていて気が付きました。

きんとんを絞り袋から絞り出す作業なのですが、

結構きんとんに弾力があり、確かに絞っていると手にダメージが蓄積されていきます。

しかも絞り口付近に手袋が触れてしまうと、手袋が重みで下がってくる・・・

 

栗を乗せる係より圧倒的に体力と技術力が必要!

 

ということでやる気を出して3時間きんとんを絞りまくりました。

 

 

そして無事に仕事が終わり、給与の支払いとなりました。

そこの工場は領収書と現金が手渡しでした。

 

謎の2階の和室みたいなところに呼ばれ、どこにいたのかパートリーダーか、社員かみたいな3人が、集金箱みたいなところからお金を入れ、◯◯さーん!と名前を呼んで配りました。

 

お金ってこうして手に入るのかーと思った記憶があります。

 

確か2日で8000円くらいだった気がします。時給にすると800円くらいだったのかなー?

友達が安い・・・とぼやいていました。

紹介だから色付けとかはなかったです。

 

当時私は相場を知らなかったので、これって安いの?と???でしたが、今思えば安かったですね。

 

ちゃんと求人サイトで相場を見てから応募することをお勧めします。

 

 

工場で働くポイント

きつかった点

・仕事が簡単すぎて、時間が経つのが遅い

・よく考えたら栗を乗せる技術を他に生かすことができない。

・ずっと下を向いているので首が痛くなる

 

おススメする人

・色んな仕事を任されたくない

・同じ作業をすることが平気

・人と接しない仕事がしたい

 

メリット

・覚えられないような仕事ではない

・未経験でも仕事ができる

・日払いあり

・友達と合同で応募ができる求人がある

 

人間関係は?

よく工場は人間関係が良くないとか聞きますよね。

こればっかりはその工場次第だと思います。どこの職場にも合う人合わない人はいると思うので。

私が行ったところは、食品を扱っていたので、作業中は喋らないし、人間関係悪くなるほどの付き合いは全くありませんでした。

短期だったのもあるかもしれませんが。

 

でも私が行った工場は、なんか疲れてるーっていう独特の空気感がありましたね。

家電量販店のバックヤードとかもそうだったんですが、

仲の良い人同士で固まってずっとしゃべっている人達もいれば、食べて速攻寝たのか寝ているふりをしているのか、みたいな人もいて。なんか殺伐とした雰囲気?みたいなのはありました。

 

休憩に外に出られる工場とかのがおススメかなーと個人的には思います。

休憩室があるとお弁当で済むのはいい点なんですけどねー。

 

人間関係が苦手だったら短期、単発でどんな空気か感じてみるのもいいかもしれません。

 

まとめ

工場でバイトしたことがある人同士が集まって、何の作業してた?と聞くと、結構盛り上がります。

一回やってみるといい経験にもなるし、そんなにハードルの高い仕事じゃないので、迷っているなら一回やってみると良いと思います!