家庭内別居妻の子育て大発見

家庭内別居ワンオペ育児中です。→別居しました。

親の離婚話を聞いた体験談。子供として、親としての気持ちや影響について。

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実家の母が、『もういいわ、離婚するわ』と言い出しました。

私は夫と別居中で実家でお世話になっている身。なおかつ親が離婚と言い出したので、親の立場、子の立場として思ったことを書いていこうと思います。

 

母が離婚すると言い出した

コロナの影響で父が在宅勤務になってから、母は怒りっぽくなり、父に対する愚痴が増えました。

 

母が『もう離婚する』と言った日は、出だしはここ数日で一番良かったと思います。父が母をデートに誘い、父と母はゴルフにお出かけ、その後仲良く夕食ディナーに行きました。

 

しかしディナー後は別々に帰ってきました。それはそれは何かあったに違いないという空気感でした。うちの両親は喧嘩すると別々に帰ってくるのでとても分かりやすいです。そして母が家に着くなり、

 

『もう離婚するわ。引っ越しするから孫の幼稚園変える手続きしなさい。』と言い出しました。

 

母は始終機嫌が悪く、父は口数が少なかったです。

あー、酔っ払ってなんかあったんだなー、と思い、

 

私の子供(喧嘩した両親から見て孫)もいたので、

『話は後で聞くからさ、ちょっと今はやめようよ』

と言って深追いはしませんでした。

 

しかし母にしてみたら本気で話を聞いていないと思ったのでしょうか、、

『そう言ってどうせ聞く気なんてないでしょ!もう引っ越しするから!あんたと私が働けば孫だって育つんだから!明日には引っ越しの荷物まとめてよ!』

 

と怒っているというか、やるせないみたいな感じで言っていました。それから翌日まで、独り言で『引っ越しの日程は。。。』とずっと言っていました。

 

親の離婚を阻止するための解決策

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私としては両親に離婚してほしくはなかったので、離婚を阻止する方向に舵を切りました。

 

①親に仲良くして欲しいことを伝える

私も人の親ですからわかるのですが、子供に『喧嘩しないで』『仲良くして』と言われたとしたら、まず一端冷静になろうと考えます。

 

そしてこれは重要なことですが、『自分が離婚して欲しくないと言ったから親は離婚できない』と考えないこと。離婚は絶対に子供のせいではありません。離婚は親の都合でできるし、離婚しないのも親の都合です。

 

子供が望んでいることは、『両親が仲良くすること』であり、決して不仲でピリピリした生活を続けることではありません。

 

②一緒に住んでいない人に間に入って貰う

一緒に住んでいる人が間に入るのって結構難しいと思います。

実際に間に入ってみたところ、関係が悪化している時は、お互いに『お前も見てたから分かるだろ』というスタンスになりがちです。

そして『ここはそっちが悪くて、ここはそっちが悪い』とジャッジでもしようものなら、『これだけやってあげてるのに!』とさらに状況が悪化するのです。

 

なので、外からの目が必要だと思います。

口が堅く、両者を知る信頼できる人に頼みましょう。

 

そして私は遠方にいる姉に連絡をし、両親の話を聞いてあげて欲しいと連絡しました。

兄弟のいない人、年齢の若い人→信頼できる大人に。

信頼できる大人が誰か分からない人→子供のための相談窓口などネット検索で無料で相談できる窓口を見つけられます。

 私も別居する時に各種相談窓口に電話をかけまくったり直接相談員の人に会いに行ったりもしましたが、みなさんとても親切丁寧で、相談してよかったと思う人ばかりでした。

自分だけで解決しようとせず、相談して欲しいと思います。

 

③何故離婚と思ったのかを整理する

数回に分けて姉から両親へ、電話で聞いて貰いました。

 

母の言い分

義両親の介護を丸投げ、その報告も聞かない。何十年も義両親を一人で見てきた。

父の言動が義母に似てきている。

自分の生活スタイルを否定して、自分の時間が持てない。

・必要な物を買って、現状生活が出来ているのに浪費と言われ、価値観が合わない。

 

父の言い分

母が毎月の給料を全額使ってしまう。自分たちや子供の将来のためにお金を使うなら構わないが、部屋に物が入り切らないくらい買うのをやめて欲しい。

・お風呂に入らずに寝たり、だらしが無い。

部屋が汚い

 

④第三者から見ての解決策を提示する

姉が聞き取りをして実家に査察に来た結果、双方に悪い所があると伝えました。

まず母は浪費しすぎ。同じ物や必要ない物を買っている。捨てないで買いまくるから部屋に入らない。明らかに買い過ぎ。

年齢的に家事がしんどいのかもしれないが、物が多すぎて導線が悪い。これは誰がやっても家事が苦痛になるレベル。

兎に角捨てて買わないを徹底しないと、年齢を噛みしても生活がだらし無い。

寝る場所がなくなるまで布団を買うのは本末転倒。

認知症、買い物依存症の診断を受けるべき。

 

一方で父は昔から良くも悪くも何もかわっていない。父は母と結婚してから義両親の全ての面倒を母に任せていたことを感謝、謝罪する。

世代的に親の介護は嫁の勤めと思う気持ちがあると思うが、母が嫁いびりされている所を見てきた身とすれば、相当辛い状況にあったのは間違いない。

 

⑤環境を変える

相手への感謝の気持ちが生まれたり、現実に離婚するとどういった困難が起こるかどうかを冷静に考えられるので、環境を変えるという手段は有効だと思います。

手っ取り早く旅行とかもありますが、コロナ渦だとそれも難しいと思うので、しばらく姉に間に入って貰う生活をしました。

 

両親の変化

結果離婚はしませんでした。

姉がガツンと『二人とも悪い』と言ったことで、反省する機会が出来たこと。何より姉がいる生活で、生活に刺激が起きたことが影響したように思います。

 

姉が母に『ため息デカすぎ』『それは愚痴じゃなくて悪口。悪口を回りに受け止めて欲しいというのは甘え。』『お母さんも辛いと思うけど、そこまでお金使って部屋中物だらけにしていたら、言う資格もないよ』と言って、正面突破をしたところ、母の愚痴は多少減ってきました。物は減っていませんが。

 

父は時々自分の世話を自分でするようになりました。

平成令和の人間にしてみると、当たり前だろ!って話なのですが、昭和生まれ田舎長男育ちにとって自分の世話を自分でするって、自分で『俺超頑張ってる!』って心から思えるくらい凄いことみたいですよー。

 

母としては父が定年したら、たまに会うくらいの関係がいいとも言っていて、父もそれもいいかもなーくらいのテンションで話していて、ある程度穏やかな様子で、一緒に買い物に行く関係に戻りました。

 

離婚を伝えられた子供の立場になってみて、シンプルに嫌、というのが結論。

子の立場で親の離婚話を伝えられたときどう思ったかというと、

 

シンプルに嫌でした。

 

離婚が嫌、というのもありますが、離婚話が出る前から、親のピリピリ感って凄く伝わるんですよね。

うちの場合は、母が日常的に父の愚痴を言いまくり、本人目の前にしてそこまで言う?!ということを言ったり、わざと大きくため息をついたり、単純に嫌な人になっていました。

 

別居中でお世話になっているんで、家事をしたり、仕事をしながら子供を見て、孫をを見てもらう時間を減らしたりしても、

家事のやり方が合っていない、仕事ばかりで孫がかわいそうとため息をつかれ、何をやってもため息と説教があり、同居ってこういうもんかなーと。別居前とどちらがストレスがなかったか、無意味に比較したりしました。

 

父も、よせばいいのに、母が嫌がる言葉や行動を無神経にするところがあるのですが、それはもう絶対死ぬまで治らないと私からも見て分かるレベルでした。そこは母に同情しました。

 

しかしこうなると、どちらの味方にもつかないことが、どちらにとっても敵みたいになっていて、別居してもしなくても一緒だったんじゃないか、とか、母の姿を見て、余裕のない様子がまるで別居前の自分の様に思えたり。。。子供はこんな嫌な気持ちで私を見ていたかもしれないとか思ったり。

 

両親が機嫌がいい日はホッとし、ピリピリしている日はひたすらキツイ、という日が続いていました。そして『離婚する』と聞いた時は、すーっと血の気が引いたような後で、妙な動悸がしました。

 

この年齢になっても、これだけ長く結婚生活を送っていても、こんな風にして離婚って起こるのかなー。。。結婚って何なんだろうと、虚しさや、この先の不安など、一気に押し寄せてきました。

 

親が離婚話をしたことは一生忘れない

親が離婚話を自分にしたことは一生忘れないと思います。

いい歳なので、もっと自立していたら『自分たちの好きなように生きればいいんじゃない?』くらい言えたらカッコイイかなーとか思っていましたが、離婚話なんて聞かされて気持ちのいい話ではなく、親の一番見たくない姿を見てしまった、という気持ちになりました。

 

きっとこれがポジティブな、『老後は自分の好きなように生きたいから』とかであれば受け止め方も違ったと思いますが。

 

親は万能ではない、ただの人間と分かっている、この30歳も過ぎた人間がそう思うのですから、もっと歳若い子供が目の当たりにしたら、それはそれはさぞ不安に思うだろう・・・と心が痛みます。

 

それが家族というものと言ってしまえばそれで終わりだし、それを見て成長する子もいるでしょうけど、良い記憶としては残りません。

 

子供は冷静に親を見ている

幼年期の子供もかなり冷静に親を見ていると思います。

自分が正しいと思って配偶者を罵っている姿も、自分の話が喧嘩の中に盛り込まれて行く様子も、イライラした顔も、全部見ています。

 

夫が私に『別れたい』と言った時、子供が真似をして『別れたい』と言っていたのは1歳の終わりの頃でした。オウム返しで、ニコニコしながら『上手に言えたでしょ?』という顔で伝えた息子を、私は忘れることができません。

 

私の母(息子から見て祖母)が『離婚する』と言った時、息子は3歳でした。

離婚の意味は分かっていませんが、嫌な空気になっていることは息子も分かっていました。『離婚するから幼稚園やめなさい、引っ越すよ』と言われたことも理解しています。

その時の息子は無表情で、『おばあちゃん、もうあっち行って』と言っていました。

母は怒っていましたが、息子は私と二人の時に、『僕はママがいればいいから。おじいちゃんとおばあちゃんが出て行っても僕とママは一緒だからね。』と言い、息子なりに現状を理解していると思いました。

 

親の離婚話から得た物。

①父親の見方が変わった。

しかし今回得たものもありました。父の見方が良い風に変わりました。

 

今まで散々母から父の愚痴を聞いてきたこともあり。父に感謝の気持ちがある一方で、父の無意識の口の悪さや、亭主関白っぷりに、母に寄った考えになっていたところもありました。父に似ていると思って結婚した相手と破綻していることもあり、余計に嫌なところが目につくようになっていたのかもしれません。

 

しかし、父は今回の離婚話の中、とても冷静でした。母がデカいため息をつき、独り言で悪口を言い続け、父にキツイ口調で言っても、時に言い返すことはありましたが、母に対しては決して『出て行け、離婚だ』と言うことはありませんでしたし、食事に誘ったりして改善をはかろうとしていました。←根本を解決しないで食事をすれば解決と思っていたところがセコいところでもあるけど。

 

父は口は悪いし不器用な人です。ありがとうが言えません。

夜中にお風呂に入らずにリビングのソファーでテレビを見てうたた寝している母に、『何でこんな夜中にテレビばっかり見て!頭おかしいんじゃねーか!』と言う人です。言葉遣いがすこぶる悪い。

 

でも、後で何でそんな言い方をしたのか聞くと、『眠いならしっかり風呂に入って布団で寝ないと体壊すのに、ソファーでテレビをつけて寝るってどういう考え方さっぱり分からない。しんどいしんどい言ってるけど当たり前だろ。ゆっくり寝て元気になれ。』ということなのです。

言い方がクソなだけで、愛があったんだと今回初めて知りました。

 

あと、普段は良く喋るおじいさんですが、母が泣くと何も言えなくなってしまうらしいです。それを聞いたら可愛く思えてきました。

 

祖父母の介護を丸投げしたのはダメでしょうと思うし、母も気の毒ですが、父という人柄を少し理解出来たのは怪我の功名でした。

 

②両親が二人で認知症の検査に行くことにした

姉が二人に認知症の検査を受けるように説得してくれました。

 

一年前に別居して実家に戻ってきた頃、母の物忘れと運転の様子が今までと違うと思い、姉に相談をしたことがありました。

その時は『娘が帰ってきたんだから疲れてるんだよ。介護もあるし。』という具合で、そんなものかな、とも思っていました。段々その生活にも慣れてくるので、母が認知症かもしれないという考えは、頭からすっぽりと抜け落ちていました。

 

一方、母は父が認知症じゃないかと疑っていました。父の言動が認知症の祖母(母から見たら義母)に似てきたからです。

父は運動もするし、未だに仕事もバリバリこなしているので、正直認知症という感じは全くしませんが、これも一緒に住んでいると慣れが出てくるので、私には判断がつきません。

 

認知症かどうかは分かりませんが、年齢的に検査を受けてくれていたら家族としては安心です。認知症の検査を受けに行くというのは勇気がいると思うし、言っても聞かない二人でしたが、今回の件でさすがに二人で行くということになりました。

今回離婚やらなんやらのやり取りがなければ、検査に行くとはならなかっただろうと思うので、得た物かな、と思います。

 

子供を味方につけようとしないで

離婚の話までいかなくとも、夫婦喧嘩でもそうですが、子供を味方につけようとしないで欲しいです。

味方につけようと相手の悪口や愚痴を聞かせたりすることって、卑怯ですよ。自分の親の言うことだから、信じたいし、信じるんですよ。子供のその気持ちを利用しないで欲しいです。

子供であればそれを真に受けて相手を嫌いになることもあるでしょう。大人であればうんざりするでしょう。どちらも子供にとっては不幸です。

 

私自身別居前にそういったことを言っていました。『もうパパが帰って来ちゃう。早く仕事に行って欲しい・・・』と、口にしないと死ぬ病気なのかってくらい日常的に言っていました。悪いことをしているという自覚もありませんでした。

今別居して冷静になると、そんなこと子供に言うことじゃないし、まだうまく喋ることのできない息子に対して、一方的に聞かせていたなんて、悪いことをしたと今でも後悔しています。

 

当時は精神的に限界だったので、そう考える余裕も発想もないくらい脳みそが処理落ちしていました。イライラしたり動悸がしたり、コントロール不能でした。

それを経験しているから、自覚なく悪口を子供に聞かせてしまう気持ちも理解はできます。

 

私の経験上、自分が悪口を言っていたって気がつくのは、心身が落ち着いてからです。ゴタゴタしている時は気がつきません。しんどくなったら、何か自分に余裕がないなって思ったら、兎に角休む。逃げる。自分の代わりなど他にたくさんいるだということを心がけて欲しいです。ジョブズの代わりがいるんだから、自分の代わりなどゴロゴロいるんです。子供に悪口を聞かせるような責任感なら捨ててしまった方がいいです。

 

子供は悪口なんか言わなくても、優しく楽しそうにしている親の味方です。

 

 家庭内別居をした場合の子供の気持ちについて書いた記事

www.gokatei.info