どうしても嫌だった夫の癖。一緒にいるうちに、些細な癖や、信じられないようなやめて欲しい癖など出てくると思います。どうやって直したか、どうしても直らないのはどんなことだったかを書いていきます。
- 食事のマナーが悪い
- 靴を踏む
- オナラやゲップの音
- 命令口調
- 手でしっしっと払いのける仕草
- かけ布団もシーツも独占
- 言葉のチョイスがおかしい
- 排水溝に痰や鼻水を流す
- 喧嘩で逆ギレ、踊らされる
- 浴槽でシモの毛を引っ張る
- 立ってトイレを使う
- 歯磨きをしないで寝る
- パンツ一枚で歩く
- 伝え方に一工夫を
- しかし結論は気にしないに勝る物はない
- 気にしないというのが出来ない時は、他に問題があるかもしれない
食事のマナーが悪い
食事のマナーが悪いのは結構辛かったです。テレビやスマホを見ながら食事を取り、テーブルに膝をつき、ビールを片手であけ、お皿をお箸でずずずっと寄せて、お皿を舐める。
食事で手が汚れているので、パソコンのマウスが汚れないように、ティッシュを乗せて操作する知恵も何だか見ていてうっとなる。『手洗いなよ。。ウェットティッシュもあるよ。。』と何度言ったことか。
当然食事中にオナラ、ゲップお構いなし、食べたら直ぐに横になる。
お皿に爪切りをしていた時は仰天しました。
外では気をつけられていたからやってこれたのかも。家でずっと見ていると、慣れるどころか日々のストレスに。クチャラーじゃないだけが唯一の救いでした。子供が産まれてからは真似するから本気でやめて欲しいと大きな悩みの種になりました。
解決策
テレビを見ながら食べるより、お話しながら食べたいと言って、会話の中でやんわり注意していく。癖が出た時はその場で注意をする。
靴を踏む
自分の靴の踵を踏むことはもちろん、人の靴も踏んで歩く。
解決策
玄関の靴の数を減らし、履きやすいサンダルだけを置いておく。踵を踏んで履くデザインの靴を買う。それでもうっかりすると人の靴を踏んで歩くので、子育てで余裕がなくなってからは、玄関に置きっぱなしにしてきてしまった子供の靴と自分の靴は無事だろうか?という訳の分からない不安事になってしまった。
便所サンダルとかにすると、そのまま外出も便所サンダルで行ったりするので注意
オナラやゲップの音
オナラやゲップの音、家でくらい好きにさせてくれという人も多いかと思いますが、外でもお構いなしだった。。。喧嘩をしようが、デートをしようが、お構いなし。喧嘩をしながらだと、笑っちゃって解決とはいかず、イライラが増した。注意したら『お前だって出る時あるだろ!』と言われ、ほとんど夫のの前でしたことはないけれど、全くゼロには出来ないことだよな。。と諦めモードへ。恥じらいを持って欲しいという気持ちは伝わらず。。。
解決策
出る物を止められないのであれば、出た後には『失礼』と言うことを約束する。臭いがきつい場合は乳酸菌などの腸内環境を整えるサプリを取る。
命令口調
『〜やっとけ』『〜買っとけ』などの命令口調が嫌でした。義父も命令口調なので、完全に移っているようで、注意しても直りませんでした。
夫的には命令したつもりがない、頼んだだけだと言うので余計に厄介。ついに爆発して『その命令口調をやめてよ!』と言ったら『そんな事言ってない!』となり、大喧嘩に発展しました。
解決策
お願いなら聞くけれど、命令は聞かないということを徹底する。体で覚えさせる。
手でしっしっと払いのける仕草
動物を追い払うように手でシッシッとする仕草です。私が聞いて欲しいことを話したりすると、たまに手でシッシとして追い払おうとするので、その度に凄く嫌な気持ちになりました。やめてと言っても、やってない!と言うので本当に無意識みたいでした。やってない!と言っているそばからシッシッとしていたので、もうこれはお手上げだ!という感じでした。
解決策
手でシッシッとやった時に、『しっしっしっしっ』と効果音をつける。
かけ布団もシーツも独占
かけ布団の枚数を増やしても、奪ってくる。寝ながらシーツにくるまるのでシーツも外れている。いびきもあいまって、一緒に寝ると眠れなくなりました。寝る直前まで貧乏ゆすりもするので、布団も揺れるし落ち着かないことこの上なし。これぞ無意識の癖なので、直すことは不可能だった。
解決策
別々に寝る。寝不足は全てのパフォーマンスを低下させる。
言葉のチョイスがおかしい
言葉のチョイスがなんかおかしい。物を失くしたことを『盗まれた』、物を落としたら『床に取られた』、自分が間違えたことを『騙された』など、ニュアンスは伝わるけど???みたいな言葉のチョイスが多かったです。
カーズ3で、クルーズラミレスが砂に車体が嵌ったことを『砂に食べられた』と言うセリフがあるのですが、こう言った言い回しって結構あるの?と考えさせられた作品。
解決策
口癖って滅茶苦茶うつります。私は自身も生活していくうちに移った言葉もあり、知り合いに『変な話し方しているよ』と注意されたこともあります。
子供が真似をしだしてマシになってきましたが、完全に直すのは無理でした。
排水溝に痰や鼻水を流す
洗面台やお風呂場でカピカピになった痰や鼻水を取るの嫌でしたねー。。。
解決策
自分で掃除をさせる。ティッシュ使ってこのゴミ箱に捨てると導線を説明する。
喧嘩で逆ギレ、踊らされる
こうだから怒っているの、と伝えると、『過去のことを蒸し返した!』『そっちの態度の方が問題』など、怒っているの原因は解決せずに、怒り方に対する不満を言い続けられ、しこたま怒られた後に部屋で一服、トイレを済ませた夫が、『確かにぼくちんも悪かったな、ごめんちゃい』と言ってくる一連の流れ。逆ギレされてから謝られるのも、謝り方もなんかおかしいのと、謝られた気がしないのと、意味がわからなすぎてストレスにしかならなかった。
切に泣いて何とかしてくれと不満を伝えると、笑ながら手を取って踊らされた。文字通りダンスをさせようとする。謎の癖。私は夫と話し合いをするのが滅茶苦茶苦手になった。
解決策
ない。
浴槽でシモの毛を引っ張る
浴槽にシモの毛を引っ張りながら浸かるから、毛だらけになる。。何故引っ張るのだろう。
解決策
浴槽には最後に入ってもらう。自分で掃除をさせる。脱毛。
立ってトイレを使う
トイレを座ってくれる男性が好きだ。本当に好き。もうそれだけで恋をするくらい好き。
解決策
便座を上げ下げするとってを付ける。便座を自動開閉のものにする。零した物は拭かせる。
歯磨きをしないで寝る
カルチャーショックだったのですが、夫は歯磨きを全然しない人だった。人と会う前だけ入念にするから気がつかなかった。
解決策
電動歯ブラシに変更。歯磨き粉をつけて渡すを繰り返す。歯ブラシを自分で選ばせる。歯磨き粉を複数用意して、好きな物を選ばせる。
パンツ一枚で歩く
お風呂上がりくらいまではいいとして、一日中パンツ一枚でうろうろしていると、流石にいい加減服を着なよと思ってしまいました。
解決策
寒くない?暑いの?など温度の問題かを確認。お気に入りになりそうな着心地の良い部屋着をプレゼントする。多少効果あり。
子供の服を着せている時に、『私は大人の服までは着せませんよ』と言ったら着るようになった。そのうち子供が『服着て!』と言うようになった。
伝え方に一工夫を
どうやって癖を直してもらうかについて、別居前は毎日考えていました。
その中でも癖というのは本当に厄介なもので、本人が自覚をし、直そうとしない限りは直らないし、直ぐに直るものでもないのです。
時には伝え方を変え、手紙を書いてみたり、大袈裟に誉めてみたり、それだけやってやっと変わったのはこれだけか。。。となる日もありました。それが子供が歩いた日のように喜べるうにち、嫌悪感になり、私のように別居や離婚に繋がる前に、早めの対処が必要と考えます。
しかし結論は気にしないに勝る物はない
ですが、人を変えるって本当に難しいんですよ。人を変えようとすると、その過程でどうしでぶつかるし、嫌な面も増えます。
次から次へと問題が出てくるので、段々自分が粗探しに目を光らせる鬼のように思えてくるし、夫もそう思っていたように思います。そうすると空気は最悪だし、お互いが息するだけで酸素泥棒を見つけたみたいになってくるわけです。本来気持ちよく生活したいがために始めた注意が、どんどん空気を悪くするなんて誰も望んでないわけです。
気にし出したら腹も立つけど、そもそも気にしなければ問題にすらならないわけです。相手を変えようとしてイライラするよりも、ある程度注意して変わらなければ、気にしない、見ないふりも一つの手段かもしれません。
気にしないというのが出来ない時は、他に問題があるかもしれない
気にしないなんて無理!イライラする!という時、一度考えてみて欲しいのは、問題はその癖なのかということ。実はその癖ではなく、色々積み重なったり、何か決定打があって、夫の習慣や癖まで嫌になっていないかということ。そうすると、どんなに癖がマシになってきたり、習慣が良くなってきても、まだ直らない!とイライラしてしまいます。よくなってきてる!良かった!ありがとう!とはならないわけです。
問題の所在を先にハッキリさせ、解決することが、気になる嫌な癖を解決する近道かもしれません。と、別居し、離婚秒読みになった今思います。