妊娠中に言われて傷ついた言葉をまとめます。
妊娠中ってホルモンのバランスの急激な変化で傷つきやすかったり、変わっていく自分の体に不安を覚えやすい時期だと思います。
普段だったら流せていた言葉に傷ついたり、男の人なんてみんなこんな感じなのかなー、と悩んだり。
ここでは『産後の恨み』ならぬ、『産前の恨み』になってしまうような言葉を、実際に言われた私の経験談を書いていきます。
この言葉を言っている人、産後は頑張らないと別居生活が待っているかもしれませんよー!
私の方がもっと凄いこと言われてたよー!って人も共感して読んでくれたら恨みの消化になって嬉しいです。
- 俺の子?
- ベビー用品なんて勿体ない。
- 走って!
- 安産祈願とか意味ないってw
- カエルみたいな腹で気持ち悪い
- 立ち会い出産したくないから仕事入れたわw
- 番外編(親世代からの一言)
- 無痛分娩は障害児が生まれる。吸引は頭の皮が捲れる。
俺の子?
『俺の子?』と言われた時は耳を疑いました。
オメーの子だよ!浮気したこともなく、◯月から子作りを始めようと話し合った上での妊娠だったのに。不安で言ってるのか、何となく言ってるのかは分かりませんが、凄く嫌な気持ちになりした。
その後、『そうだよ、嬉しくないの?』と聞いたら、笑って『へー』と言っただけ。クソッ!今思い出してもムカつく!
テレビの影響とかを受けちゃったにしても、これだけは言っちゃいけないと思っておいてほしいです。
妊娠報告をした時は、その時に戸惑いや責任感が襲いかかったとしても、なるべく喜んで欲しいですね。
ベビー用品なんて勿体ない。
ベビー用品の買い出しなどに興味のない夫。
ある時ショッピングモールにあるベビー服を取り扱うお店で、セールになったロンパース(¥1500くらい)を見つけ、『これ可愛い!これ買っておこう!』と言ったら、『これが可愛いの?セールに踊らされてるだけでしょ。勿体ない。作ればいいじゃん』と一蹴されました。
その後産前産後通して夫がベビー用品を買いに行ったことはない。それどころかベビー用品の何を買ったかも把握せずに『高い!』とだけ毎月言ってきた。。。購入品のレシートを見せても『嫌味か!』と言われる。お手上げだ!
ベビー用品は結局見かねた身内の贈り物で9割を占めた。
赤ちゃんが産まれると、節約にも限度があり、大人2人の生活よりも出費が増えます。子育てにかける費用のお話、また人それぞれ物に対する価値観があるので、お金に対する価値観のすり合わせは、出来るだけ妊娠前に詰めておいた方が妊娠中もストレスがなくていいですね。
あとお金に対するすり合わせが困難な場合は、妊娠中にある程度自由になるお金を手に入れておくことも大切です。そうすると、じゃあ私が買うね!で済みますから。くれぐれも無理をしない範囲で自分の資産を手に入れておくといいですね。
走って!
地図の読めない夫。なのに私が道案内しても絶対に信じない。一回は自分の思った通りにしたいようだ。←3歳児と同じ。
それはお腹が大きくなって、歩くのもしんどくなっていた頃も変わらず、時間も調べて動いていたのに、電車がくると、『もう来てる!走って!』と走らさせた。
私『それ快速!止まらないから!乗らないやつ!走らないで平気だから!』と言っても、
夫『これ乗ったら早く着く!もう乗ろう!』と言って私の手を引っ張って走る。
私『見て!快速って書いてあるでしょ!目的地に止まらないんだってば!』
夫『バカか!快速なら早いんだ!』
私『まじでお腹痛いからやめて!』
夫『そんなことばっかり言って!乗ってから休めばいいだろ!』
と言った具合に走らされ、目的地に停車しない快速に飛び乗った。案の定目的地は通過した。お腹は痛いし、重いし、しんどかった。
出かける前に『今日は絶対に走らないからね、私のペースに合わせて、赤ちゃんがお腹でビックリしちゃうからね』と伝えてからは多少マシになった。←3歳児と同じ。
妊娠中の運動も大切とはいえ、体調には個人差があります。今まで出来ていたことが出来なくなるということもでてきます。例え妊娠初期で見た目に変化がなくとも、他の妊婦さんが出来ていたとしても、出来ないことだってあります。くれぐれも体調を気遣うような言葉や態度であってほしいですね。
安産祈願とか意味ないってw
仕事が休みの戌の日に安産祈願に行きたいと伝えたところ、『安産祈願とか意味ないってw』と半笑いで言われたこと。迷信を信じているとまで言われた。
説得してみたものの、お寺の参拝時間ギリギリまでゲームをしていて、中には入れず。入り口に立っただけなのに、本人はちゃんと行ったと言っている。お寺の前で『こんなに人いるの?スーツ着てるしwガチなやつじゃんw』と言っていたことも忘れない。
一方お友達に妊娠報告してすぐに『安産祈願一緒に行っていい?お守り買いたい!』と複数人から言ってもらえて、いくつかの安産祈願のお守りを貰いました。それはそれはとてもとても嬉しかったです。妊娠中の嫌なことは忘れないけど、嬉しかったことも一生残ります。
男女問わず、安産祈願に興味のある人ない人いると思います。でもね、一生に何度もある話ではないし、大金のかかる話でもありません。一緒に初めての出産を乗り越えようという気持ちが嬉しいんですよ。
カエルみたいな腹で気持ち悪い
妊娠中お腹を触ってくれない。という話はよく聞くものではないでしょうか。
うちの場合、胎動も感じられるようになってきた頃、
『動くから触ってみて』
と言ったら、
『カエルみたいな腹で気持ち悪い』
と言われて拒否されました。
凄くショックでした。
勝手にお腹に手を当てて『おお!動いた!』
って感動している姿を想像していたんですけど、まさかの気持ち悪い発言。しかもカエルって。我が子入ってますけど。
と同時に、この人父親になれるのだろうか。。という不安がよぎりました。
男性は胎動を怖いと感じたり、触ることに抵抗のある人もいるようですが、滅茶苦茶傷つきます。怖いと感じることを怖いと思うなって言うのは無理な話なので、『俺の手は産まれた子を抱っこするまで大事に取っておくんだ!』くらいのユーモアを持って返してくれると、また印象も違うなーと思います。
立ち会い出産したくないから仕事入れたわw
立ち会い出産ね、したい人したくない人分かれるとは思うんですけも、私も嫌なら無理にとまでは思いません。でも、わざわざ『立ち会い出産したくない』と言う必要はないんじゃないかと思うんです。
『立ち会いたかったけど、どうしても仕事が。。』とか、『立ち会ってみたいけど、俺倒れるタイプだと思う』とか、言いようがあるだろうと思います。
両親学級?ネットで調べたら分かるからw
男性も育児をするのが当たり前となってきた昨今。母子手帳を貰えば両親学級の案内も配布され、産院では両親学級は強制参加でした。
第一子の場合は私が産んだ産院では、8割型男性も参加していました。両親学級で出産や育児に対する心構えから、簡単なオムツ替えや授乳の練習なんかも教わりました。
母体は産後すぐに動くと心身に不調が起こるので、赤ちゃんのお世話以外は休むことを心がけてください。と結構強めに言ってくれて、頼りになる助産師さんたちから、色々教わりました。
確かにネットには書いてあるんですが、実際に体験すると、赤ちゃんの重さとか、こんなに同じ状況の人がいるんだなーと心強く思ったり、私としては行ってよかったし、学ぶことは多かったと思うのですが、ネットで充分とこれまた一蹴されました。
ネットで充分調べられる人はいいんですけど、今の時代リモートでやっているところも多いし。この場合、何より辛いのは、産む時の不安や、産後の不安を共有できなかったことです。
どうしてもそういった場に参加することが苦手だった場合、自分はそういう集まりが苦手だから、こういうことを調べていると言ってくれると、出産や育児に対する不安や孤独感が和らいでいいんじゃないかと思います。
番外編(親世代からの一言)
無痛分娩は障害児が生まれる。吸引は頭の皮が捲れる。
偏見!出産に絶対なんかないんだから、産まれるまで、なんだったら産まれてからもしばらくは分からない障害だってあるわけです。
私はそこまで言われると。。。と、当時、普通に痛い分娩にしましたが、吸引になりました。しかし吸引でも子供の頭の皮が捲れることもなく、絶壁でもありませんでした。
無痛分娩で産んだお友達も帝王切開で産んだお友達もいますが、いずれのお子さんも健康にすくすく育っています。産んでみなきゃ分からないことが山ほどあるのに、無駄に不安を煽るのはやめてほしいです。
以上、妊娠中に言われて傷ついた言葉たちでした。
妊娠中のメンタルの問題とかもあるので、私の方がもっと凄いことに言われてる!とか、そんなのあるあるだよー、大袈裟な!という意見もあるかもしれませんが、私には苦い記憶として残っています。妊娠中の嫌なことはなかなか忘れられないものですね〜